事業所を安全安心なものにするために

スタッフの永田です。
悲しいことですが、障がい福祉施設で虐待が行われるという実態があり、最近もニュースになっていたりします。
虐待してしまった人も、それぞれの職に就いてすぐの頃には、理想や正義感で燃えていたであろうとは思います。

「良い支援をしたい」「良い支援者になりたい」という思いを抱えていたのではないかと思います。

理想を掲げることは大切です。
理想がないままに努力を続けるというのはむなしくなってしまいますからね。

ただ、その思いが強すぎて実現しないとストレスになると大変です。
支援者から広く柔軟な視野や思考を奪ってしまいます。
それが一連の事件に向かわせるように私には思えます。

こんな言い方をすると語弊があるかもしれませんが、柔らかく「悪くない支援」を積み上げた先に「良い支援者」「良い事業所」があるのではないかとさえ思います。

そこに存在するだけでも力になれることがあったりもするものです。
悩み事を相談して、解決してほしいわけではなく聞いてもらえるだけで心が軽くなることがあると思います。
いわゆる傾聴ですね。
傾聴してくれる人が居るだけで…と同じようにそこに支援、支援者、事業所が存在するだけで良いこともたくさんあると思うのです。

柔らかく、あたたかく、丁寧な、地域や生活に根差した支援をインクルささぐりでは目指していきたいと思います。

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