季節の移り変わりをあっと言う間に感じながら2024年は、忙しくそして楽しく過ぎ去って行くのを心地よく感じてます。
気が付けば、入所前の引き籠り生活が嘘のように…
楽しいそうな事は、『とりあえずすぐやる‼』 『やらないと勿体ない‼』と自分でもびっくりするほど、人が変わったように今を生きてます。何が一番良かったのかなぁと思い返してみると、自分の居場所が出来た事と嫌な事を続けた事でした。
外に出る事が最初は怖かったし、障がいが残って思うように動かない自分の体に苛立ちを感じていました。
でも、暗くなって人目につかないように散歩するようになり、それを友達に話すと夕日の沈む時間に一緒に散歩に付き合ってくれて、友達と夕日に癒されて気持ちが前向きになり外出が怖くなくなってました。
インクルささぐりの就業時間は10時~15時です。時間に余裕のある生活なのに、二度寝をして寝坊する事が続いたんで朝活を取り入れてみました。
まずは、散歩。ちょうど通学路を逆流する感じで歩いていると、知らない子供たちから「おはようございます」って…子供たちは素直なんで杖ついて歩いてる私を興味津々に見てるのは気付いてましたが、ハッとして遅れて挨拶を返して、大人の私から「おはよう」が言えなかった事に反省。
翌日から自分から挨拶する事を実践するもなかなか言えないもので、もどかしく思ってましたが、『継続は力なり』です。いろいろな葛藤がある中、朝散歩の通りすがりに「おはよう」の一言をいう事を続けた結果。
子供たちからは朝から調子の良さそうな元気なおはよう。寝不足な感じのダルそうなおはよう。なぜかわからないけど涙が出てくるほど純粋さを感じるおはよう。十人十色のいろんな「おはよう」が返ってきました。
下ばっかり見て歩いていたのが、挨拶するために子供たちの表情を見るようになって自然に目線も上がって見えてる景色も変わっていきました。時には、不登校気味の友達を誘ったけど断られて学校に行く子供に気付いて挨拶してみると…友達のことが心配で朝から悩んでる「おはようございます」。小さな子供たちにもいろいろな悩みがある事を知りました。
悩んでるのは自分ばかりじゃない。誰でも悩み事があるのは当たり前のことなんですが、いじけて引き籠ってる時は何で自分だけ…ってこのモヤモヤした嫌な気持ちや考え方って頭の中の問題で、自分でなければ解決できないって思ってました。
でも私の場合、独りでは解決できませんでした。インクルささぐりに通所することで自分の居場所が見つかり、社会に取り残されてる孤独感から解放され、そこで出会った利用者やスタッフの方々から前向きな気持ちを頂いて、カチカチだった心も頭もほぐれていきました。
心と頭がほぐれてくれば、自然と欲求が生まれやりたいことが浮かんできます。それを行動に移せば良いし、やりたいことやったらやりたくないこともやって、やりたくないことやったら自分で自分を褒めてやって、ご褒美も準備してさらに楽しくしようと心がけるようになりました。
今年ももう半分が過ぎて今から暑い夏が来ますけど、継続してやりたいことやりたくないことをやれるだけやり尽くして、記憶に残る夏にしたいと思っています。
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