「働く場」だけではないインクルささぐり

インクルささぐりは、障がいを持った方が働く場としてだけでなく、一般就労を見据えた学びの機会、心身の健康をサポートするレクレーションなどを提供し、一人ひとりが「自分らしく」働ける環境を整えています。

社会人スキルを身につける

SST（ソーシャルスキルトレーニング）やマナーアップ講座を通して、社会人生活や日常生活で求められるスキルを身につけます。
社会的自立に必要な取り組みを積極的に取り入れていきます。

「癒しの町」篠栗町で心身の健康を促進する

福利厚生の一環として、篠栗町の豊かな自然を活かした森林浴やヨガなどのレクリエーションを不定期で開催しています。

森林セラピー基地に登録された自然の中で、五感を使ってリラックスしたり、季節を感じながら身体を動かすことで、心身の疲れを癒すことができます。

ヨガはインストラクターの資格を持つスタッフが指導を行います。
事業所内のスペースを活用したり、篠栗町にあるお寺の本堂をお借りして行ったりします。普段の業務で疲れている心と身体をほぐし、リフレッシュする機会となります。

福利厚生としてのeスポーツ

施設内の一角には、実在する自動車をバーチャルな世界で運転できる“リアルドライビングシュミレーター”「グランツーリスモ」を導入しています。オリンピックeスポーツシリーズ2023の競技タイトルとして採用されるなど、世界中でも大変人気のあるゲームです。
施設利用者の福利厚生として活用しながら、能力育成や就労意欲の向上にも寄与しています。

eスポーツは単なる娯楽だけでなく、運動能力や集中力、反射神経、判断力など、様々な能力を鍛える活動として注目されています。特に障がい者の方々にとっては、高度な集中力や認知能力の育成の場となります。また、eスポーツを通じて自己成長を遂げ、新たなチャレンジに挑む機会が増え、社会参加を促進する活動に貢献しています。

さらに、地域に開けた事業所として、eスポーツを活用したイベントも行っています。放課後等デイサービスとの連携企画では、障がい児と障がい者が交流しながらeスポーツを体験する機会を提供しました。今後もeスポーツを通じた地域貢献・利用者の社会参加促進を行ってまいります。

私たちは、障がい者の就労支援施設としてだけでなく、篠栗町の社会資源として、身近な障がい福祉の相談ができる場を目指しています。
相談やイベント企画など、ご興味のある方はぜひお気軽にご相談ください。