インクルささぐりでは平時のPC作業については、マニュアルを整備したり、口頭による伝達であったり、出来るだけ利用者様一人一人が理解できる方策を講じてきています。
手前味噌になりますが、一般的に見ても難易度の高めと思われる作業を就労支援の現場で取り組めるようにしてきているというのは、一つインクルささぐりの強みだと思っています。
ですが、これだけでは「インクルささぐりでの仕事はできる」けれど、「他の仕事になったときには分からない」ということになりかねません。
例えばエクセルやワードと言ったソフトでも、平時はフォーマットを使用することで困り感が生じなくなっていますが、「こんな資料を作って」と1から自分で作成する際には、ソフトの機能をある程度知っていたり、調べて解決に向かう力を持っていたりする必要があります。
そういうものを身につけてもらうために、業務の合間に練習課題を設定して、作成してもらう機会を創出しています。
利用者様からは「通常業務とは別にこういう時間を設けてくれるのはありがたい。使わない機能はどうしても忘れてしまうから」と好評です。
利用者様の設定している目標などにもよりますが、インクルささぐりを基地にして羽ばたきの準備をしていける、そういう事業所でもありたいと思います。
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