最短ルートが最善とは限らない

スタッフの永田です。

インターネットの普及に伴って…という訳でもないのでしょうけれど、なんでも効率を求められて、手間や時間ということについては殊更圧縮を求められるご時世だと感じています。

福祉業界でも如何に効率を良くして、無駄な手間を省くかというのはとても大切です。
支援、サービスの充実のために必要な時間や力を確保するためには必須です。

ただ、そこに振り切ってしまうと見落としてしまうものも当然あると思います。
気にしなくても良いものもあるかもしれませんが、この業界や仕事の肝になるようなものを削ぎ落としてしまっては、事業所として不十分ということになります。

(そもそもそういう削り方は効率を追求した結果とは異なるとも思いますが)

最短を求めた結果が最良、最善とは限らないということです。

また、利用者様との伴走ということを考えたときに、ステップアップを急ごう、ついつい急いでしまうということは、起こりうる問題です。

時間や期間ということで言うと最短になるかもしれませんが、それが最良かどうかは別です。

一見するとちょっと回り道かもしれませんが、急がば回れと同じでちょっと先を見据えるととってもいい、ということに繋がると信じて仕事にあたりたいと思います。

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